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ヤンマーOB会
  
 





目次
ドイツ駐在臨時親善大使「百均扇子」
エイズ防止キャンペーンポスター
トイレ考
置引き事件
置引き事件その後
ドイツ人の親切さ
ライン川の橋
ブドウ畑とワイン
ウトバーンでのバス旅行
ドイツの都市交通
円からユーロへの交換
ペットボトル
犬糞処理
郵便集配
ごみ収集車
エレベータで心配
  

FIFA World Cup Germany 2006に出かけたヤンマーOB三七の会:6名
(山本 徳幸、古山 芳孝、松井 正邦、泥 光重、藤田 直正、宗田 晃正)の
サッカー観戦記の番外編です。
まるで弥次喜多道中そのもをご紹介します。(旅行期間2006年6月16日〜6月25日)

フランクフルトにて夕食(田舎料理とビール)
左から山本、古山、藤田、泥、松井、宗田
  

<ドイツ駐在臨時親善大使「百均扇子」>


「百均扇子」とは100円均一ショップで買い込んだ扇子のことです。2人で10本ずつ合計20本がドイツ駐在臨時親善大使の大役を果たしました。

●「1・2本目」(ニュウルンベルグ競技場からニュウルンベル旧市街地を歩くために出かける道中)
 駅には電車が着くごとに酔ったクロワチアサポータが大声で景気付けをしているのがやかましい。ビールにウイスキーをミックスしたやつを日本人に押し付けていた。
前側と中ほどに分かれて乗り込んだが電車は蒸し暑いもので、藤田から古山に「扇子を使うなら今だ」と合図があった。
混雑する車内をかき分けて藤田の方に進み、間に居た泥が中継し、汗だくで座っている女の子にプレゼントプリーズとそれを手渡した。

女の子は大喜びで封を切り扇子を使い出した。ところが少し離れた所に妹がいるのに気付かなかった。
近づいてきて泣き出しそう!あわててこの子にも赤い色の扇子をあげた。満面の笑顔に皆で笑いあった。(実はお母さんが超別嬪さんであった)姉の方は、立ちあがり泥に席を譲ろうとしたが照れた泥は大丈夫と言って断った。百均の扇子がドイツで活躍した美談2つがこの日に起こった。

ドイツの小学生時代は可愛い

●「3本目」(ニュールンベルグ競技場の入口のセキュリティチェックにて)
セキュリティチェックが始まる。ここで事件発生!松井が荷物を取り上げられた、リュックサックを持っていたが大きすぎるのと、荷物が多いため、必要最少限の物だけ持って入るようにと言われビニール袋にユニホームとバンダナ、旗、チケットを入れぶらぶらさせていた。入口でのチェック基準はばらばらのようでここではビデオは持ち込み禁止、ボトル類は廃棄かその場で飲まされた。(実はスタジアム内部でビデオを使っている日本人がいた)
古山はカンカン声で汗だくの中太りの青年に捕まった。
左隣の日本人は横笛で難癖をつけられていたのでフラッグポールで苛められても面倒だと思いプレゼント作戦を決行した。持っていった百均購入の扇子のうち男性向きの色を選び、広げて扇いでやりながらご苦労さんこれはプレゼントだというといっぺんに笑顔になりドイツ語でぺらぺらとしゃべりOKにしてくれた。これはハイセンスなお話である。

黄色のベストが係員

●「4〜7本目」(フランクフルトでの夕食)
夕食は店の名前を忘れたが「いろは」(昼食を食べた有名な日本料理店)の支配人に教えてもらったソーセージを中心にしたドイツ料理を各種頼み、先ずはビールで乾杯。ビールの途中で強いアルコールの話になって徳さんが昔ドイツで寒い時期に最初に飲んで体を温めてからビールを飲んだとのこと。日本でよく飲むことのあるシュタインヘイガーという銘柄を言ったが通じない、最後にドイチェ・ジンというとやっと通じて目的のジンが出てきた。
ここで扇子の話
  小柄な美人2人(一人はジャネット・リン似、もう一人は肩にタトゥー)先ず扇子を渡す、もう一人は小柄で中東風美人、最後にジンのことが分かった180cmぐらいの大型グラマー美人の4人に扇子を渡しチップなしで済ました。

さすがにビールのジョッキは大きい

●「8本目」(夕食後ホテルへの帰りのトラムにて)
トラムで帰るときに乗り込んだ我々は席に座れたが、一歩遅れた徳さんが寂しく立っているとOLが席を譲ってくれた。我々はレディーファーストの国に来て席を譲ってくれるとはと感激、扇子をお礼にあげたらニヤリとした。
後で冷静に考えたらよっぽどお爺ちゃんに見えたのかと反省。

●「9本目」(ローテンブルグの旧市街観光ツアーでの昼食)
11時前にローテンブルクに到着、先ずは市庁舎の前で丁度時計が鳴り出し、カラクリ人形が出現してきて、市長がスペインの軍隊長から強いられたワインを3.25L飲んで見せて町を救ったと言う故事が見られた。
ローテンブルクは街の40%を戦災で失ったが戦後昔のままに復旧した。(観光で生きるため)
昼食はやはり古風なレストランで:メニュー:サラダ、ソーセージ3本、キャベツの酢の物(ザワータウト)、マッシュポテト、アップルパイ、それから勿論ビール。
ウエイトレスが小柄でボーイッシュなお姉さん、思わず扇子を提供。これまた不思議そうな顔をしていたがプレゼントと言ったのが分かったみたいでにっこり。

●「10〜16本目」(フランクフルトレストランでの置引き男に進呈)
我々6名と、古川先輩一向5名、鬼武夫婦、ガイドのエミさん合計14名でフランクフルトのレストランでのビールパーティを開催。(当日ドイツが勝って決勝トーナメント決定で街中は大変な混雑状態だった)
会場はレストランの屋外の一番外側のテーブルと椅子に陣取り、パーティも佳境に入った。
ところが古山がトイレに行った隙に椅子の背もたれにかけていたサブリュックを置引きされてしまったのだ。対面にいた泥、藤田の目の前で。(その中に扇子5本が入っていたのだ)。
そこからが参加してもらったガイドのエミさんの腕の見せ所、警官を呼び、ウエイターの証言を取り(この娘にお礼に1本差し上げた)、警察に届けに全員で出かけた。
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現場は右手の奥

●「17本目」(オーバーハウゼンのトラムの中で)
 オーバーハウゼンの市内を見学の途中トラムの中で、藤田の前の座席に座った2歳ぐらいの可愛いい女の子が座席にたって後ろを向き、藤田の顔を覗き込んでサングラスが面白かったのか愛嬌を振りまいてくれた。これがとっても可愛いので扇子をあげると小さい声でダンケといってくれた。

コースターに13本の線

●「18本目」(オーバーハウゼンの田舎料理店にて)
オーバーハウゼン中央駅の近くの学生街に入りレストランがあったのでドイツの小都市に於けるリタイア後の人たちの、昼の過ごし方を見ようと入ることにした。カフェテラスに夫婦で座りビールと山盛りの料理をゆっくりとしたペースで楽しんでいたが、概して量が多くカロリーの取りすぎである。
我々も先ずビールを頼み、カルテ(下手な手書きメニュー)を徳さんに任せたが、分からんと言う。とりあえず3つ頼んで出たものの内おいしいものを追加することにした。

@ポテトと酢キャベツの煮物とソーセージ 5ユーロ
Aスパッゲッティミートソース 4ユーロ
Bジャガイモ塩茹で、ホウレン草のペーストがけ、目玉焼き乗せ 5ユーロ
(これらはカルテを貰い翻訳したものである)
で酢キャベツは飽きたのでAとBを追加。たっぷりのボリュームだった。
ビールはコースターの裏に鉛筆で線を数だけ書き込んだ。これなら10を超えても分かると感心。(実は我々10以上ドイツ語で言えなかったため)いかついおばさんだったがこのアイデアに扇子を一本渡した。

●「19本目」(ライン川下りの途中のレストランにて)
昼食はしゃれたレストランでドイツ語でコレーレという三枚に下ろした鱒のソテーでソーゼージやハム等肉食の多いドイツの食事の中で唯一の魚料理で美味であった。勿論ドイツビール2杯空くほど楽しんだ。
忙しそうに働くお姉さんに扇子をあげたら不思議そうな顔をしたが、プレゼントと2回言ったらニヤリとしてオーダンケと大きな声で喜んでくれた。

●「20本目」(オーバーハウゼンのホテルのメイドさんに)
 ドイツを離れる朝、枕の上にダンケと書いたメモと1ユーロコイン、百均で買った傘それに最後の扇子をおいてドイツ旅行を終わった。

<エイズ防止キャンペーンポスター>


試合開始までニュウルンベルグ競技場からニュウルンベルグ旧市街へ行くために、フランケン・シュタディオン駅に行き、ここで電車が来るまでぼんやり眺めているうちに駅の看板の中にたて3m横2mぐらいの看板に、胡瓜にコンドームをかぶせた写真がありびっくり(AIDS防止の訴え)。よくまあやるもんだ。
これは他の場所でもよく見かけ人参にコンドームもあった。

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<トイレ考>

●トイレの小便用便器:
男子トイレは高くて壷が小さくかつ受け皿のように上向き。支える手が当たりそうである。落ちこぼれ防止策か。
冗談で乗せるとちょうどいい感じ、だが気色悪い。

有料トイレの男子大人用

50セントの領収書

●パーキングアリアでの有料トイレ(50セント:75円)にまいる。

いらん物まで買って小銭のコインを用意しなければならない。しかし自動機に50セントを入れると領収書が出る、これを休憩所での買い物に使える、これは合理的。(日本の高速道路のレストハウスでは、バスが止まると皆ないっせいにトイレへ、後はそのままバスに戻る。これでは商売にならない。)
しかし、あるところではおばさんが入口に頑張りお皿に受取ったコインを入れていた、これは実収入。

<置引き事件>
(警察署にて)

3時からの試合でドイツが勝って勝ち点9となり予選突破決定の為、フランクフルトの街中はドイツ応援団の大騒ぎとクルマのクラクションでもうめちゃめちゃ。
 そんな雰囲気でのなか置引き事件発生。

・エミさんの案内でゾロゾロと市庁舎の近くのPOLIZEIへ。
・警察署と言っても、いかつい感じは無くひっそりした建物、インターフォンを押し名乗ってドアを開けてもらい中へ。
・出迎えに来たベージュの半袖シャツと茶色のパンツの頼もしいポリさんに連れられ古山とエミさんの二人は別の部屋に連行?された。
・取り残された我々は3m×10m位の廊下でがやがやと待つことになった。
・通路の突き当たりはガラス張りで少し下段を眺めると2人が半地下?へ連行されていくのが見えた。
・3〜40分ほど古山が苦労していることをすっかり忘れて盛り上がっていたがこれもお咎めなし。
・その内調子に乗って、突き当りのガラス張りの所をバックにして女性達に指名手配写真のポーズで写真に収め、大笑い。

正面の3人(古山、添乗員、エミさん)

<置引き事件その後>
(ドルトムント競技場に)

ブラジルvs日本の試合開始前の午後7時にはドルトムント競技場に入り、8時半くらいに取られた古山の席にブラジルのユニフォームを着たブラジル人が座った、我々ツアーの団体の真ん中にぽつんと一つ。
そう思って近くを見ると飛び飛びに2〜3人ブラジル人が入っている。
同じようなことが起こったのか。

松井と宗田が堂々とブラジル人を挟んだ証拠写真を撮った。古山が持ってきたタイガース風船を膨らませ応援していたが、サントスから絶妙のパスが玉田につながりシュートが決まった。
総立ちの中で風船で隣のブラジル人を叩いてやった。しかしロナウドにシュートを決められ、隣のブラジル人とワン−ワンといって握手した。

<ドイツ人の親切さ>

●トラムでOLが席を譲ってくれた。我々はレディーファーストの国に来て席を譲ってくれるとはと感激。(扇子の話)

●オーバーハウゼンの交差点で地図を囲んで雁首を集めていると、おばさんが近づいてきて親切に話かけてくれた。
道を聞くと英語で説明を始めたが途中からドイツ語となり自分で笑い出し、多分勤め先であろう店に入り黒い若者を連れてきて彼が英語で丁寧に教えてくれた。

●オーバーハウゼンでトラムに乗り疲れ少し歩くことにした。線路沿いの道をぶらぶら歩いていると、ライトバンが近づいて来て泥、古山に話しかけ車に乗れと言う。
我々はウオークを楽しんでいるからOKだといって断った。
後の2・3人がさぞかしトボトボと歩いているように見えたのであろう。それにしても胡散臭い外人に乗れと声を掛ける気のよい人であった。

●トラムの駅でチケットを買おうとしたが自動販売機を見ても意味不明。仕方なく宗田が高校生に話しかけた。高校生はたどたどしい英語で真っ赤になりながら一生懸命教えてくれた。やっとゲット。一生懸命教えてくれたことは立派。    
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<ライン川の橋のこと>


フランクフルとからオーバハウゼンへのバス旅行は、時間が十分あるためアウトバーンを降りてライン川沿いに一般道を走ってくれた。トイレ休憩はローレライの岩が正面に見える休憩所。
バスで走っているうちに不思議な事に気が付いた。フランクフルトを出て間もなくライン川を橋で渡ったものの西岸を走っている間全く橋が無いのだ。
ガイドさんに聞いたが普段はオーストリアの近くに住んでいるガイド女史はライン川下りの船は対岸に寄りながら航行すると言うものの良く知らなかった。(ワールドカップ騒動でドイツ全土のドイツ語が出来る日本人ガイドが呼び集められたので味噌も糞の一緒の状態)
後で判ったことだが軍事上の理由でライン川には橋をつけていないそうで住民はフェリーボートで行き来しているそうだ。



<ブドウ畑とワイン>
ライン川クルーズの途中

ドイツで一番有名なブドウ酒を作っているライン地方のブドウ農家に立ち寄る。オーバーハウゼンからフランクフルトに南下し、エマーバッハ地方のニコライ家(昨年何とか賞のグランプリを取ったとか)の農地を見学。 
 この地方で植えられているブドウはリースリングという種類(小粒で辛口)でドイツでも取って置きのワインが出来る。

この地方は北緯50度で樺太に相当する緯度でブドウの北限である。ブドウは余り肥えた土地より痩せた土地で水も殆どやる必要が無い。ブドウ自身が水のある所まで根を張って吸収する。
 ただ日照だけは十分与えないと育たないので、急な斜面に植え、ライン川に反射した日照も助けにしながら育てる。反射日照は30%にもなるそうな。従ってライン側の西岸と東岸で味が違うこととなる。

<アウトバーンでのバス旅行>

●観光バス(ドイツ内の移動は全部バス・延べ2千km位走ったか)
 18日に乗った観光バスは個人バスというか、父親と共同者出資で観光バスを買い入れ、ドライバーを務め、サービスを売る、社長兼運転手である。
だからこのドライバーのDENK氏はバスをきれいにしているし、運転も100km/hで安全を守り、シャイなスタイルでユーモアを解し、英語が上手く自己紹介とか別れの挨拶にも「日本チームは頑張って欲しい、決勝リーグでドイツとやり、そのときは是非勝ちたい」等上手いもので、お客様第一主義を通しているのはさすがドイツ人というところか。(彼は車内でビール、ジュース、水など用意し添乗員に販売させていた。)

●アウトバーン沿いの景色
 @風車(発電用)5基、A羊・牛の放牧、B電柱が少ない、C速度無制限(工事区間のみ制限)、D渋滞(珍しい)、Eサッカー支援車(後部ウインドウに国旗をつけた車)が多いぞ、F原発3基、G熱気球2つH農作物・花:農作物の種類(秋蒔きの麦、春蒔きの若い麦、は甜菜、とうもろこし、菜の花、もちろんブドウ)

●アウトバーンを走る車
小型車が多い(圧倒的にVWが多い、次にはオペル、プジョー、ルノー、ヒュンダイ、、日本車はマツダが少し、日産、トヨタはあまり無い)スピードを出しているが行儀のいい運転振りだ。


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<ドイツの都市交通>


ドイツの都市と言ってもフランクフルト、デュッセルドルフ、オーバーハウゼンの3つしか見ていないので誤解があるかもしれないが少し説明しておきます。
フランクフルトのトラム・地下鉄はホテルで証明書を発行してもらうと滞在中は無料となった。トラムは運転者1人で改札も車掌も無く人件費や設備費の節約を図っている。それから地下鉄、鉄道も改札は全くなし、無賃乗車は簡単に出来る。もちろんチェックに乗り合わせる係員に無賃乗車が見つかれば大きな罰金(50倍)となるそうだ。(抜き取り検査方式でコストダウン)
フランクフルトのトラムの駅は自動車道にあり駅の部分を車道を25cm以上高くしてバリアフリーになっている。又駅の手前の信号と電車の停車が同調しているようだ。
電車は必ず各駅に停車し(お客が居なくとも)ドアは中央部分にある直径7cmくらいの円形ボタンに触れるとドアは開くので安心して乗降が出来る。

フランクフルトのトラム

オーバーハウゼン(ドルトムントのブラジル戦のチケットを持っていればトラムは無料)のトラムは電車タイプとバスタイプがあり、電車タイプは2両編成でここは停車駅の手前で車内の柱に設置されたボタンを押して、乗務員に知らせなければならない。
我々のホテルに近い駅で降りようとした同じグループのカップルがボタンを押し、構えていると電車止まったがドアが開かない。どうしようと顔を見合わせたとき又動き出し正式の駅で止まりドアが開いてホッと笑いあった。なんと駅のすぐ手前の信号だったのだ。
またバスタイプのトラムは2両連結のバッテリーカー、静かでスムーズな発信で乗り心地は素晴らしい。
又トラム・地下鉄の社内放送はドイツ語と英語の2ヶ国語でやっていた。

<円からユーロへの交換>


 オーバーハウゼン中央駅から離れた中心街(何故ならドイツポストがあったからそう思った)でCITY BANKが見つかったので、円からユーロへの交換をやってみた。

銀行の中に入ると窓口は一つで5・6人並んでいたが、奥に居たハンサムな行員が表に出てきて窓口を開いた。手招きされて我々は近づき1万円札を振りかざしエクスチェンジプリーズと言ったらパソコンの電源をおもむろに入れ準備を始めた。

パスポートを出して顔を確認、パスポート#、札の#をインプットし、交換レートを確認しやっとレポートをプリントアウト。それにサインせよと言う。当然漢字でサインしてキャッシャーの鍵を開けてユーロを取り出し、やっと渡してくれた。

日本の銀行では偽札鑑定器に掛けるがここではそれはやらなかった。しかし後で若し問題があれば通管で完全にストップされるだろう。

<ペットボトル>

 ドイツのペットボトルは生産技術が遅れているのだろうか、肉厚が日本の3倍はある。
 これではスタジオに持ち込めば凶器になると思うほど丈夫である。
 日本では中に液体が入ってないとペコペコである。当然コスト安である。

<犬糞処理>


 朝の犬の散歩をしている妙齢の女性がホテルのレストランから見えた。
午前7時30分木曜日、躾の厳しいヨーロッパでも特に徹底されていると思っていたドイツのオーバーハウゼンの道路で、犬がうんこをしたがそのままいってしまった。
歩道付近の庭園には、犬の糞のオンパレード、日本より遅れている体験をさせて頂いた。
そういえば信号を守らず、赤信号で渡る人も結構多いなあ。

ドイツの郵便集配

 ドイチェポストの集配は手押し車で女性の社員が個別家庭に訪問し集配を行っていた。手押し車はクロネコヤマトの発案かと思っていたが、どうやらこれのコピーか。
それにしてもクロネコヤマトの手押し車はチャチだ。
さすがドイツ製、しっかりした造りだった。
(オーバーハウゼンにて)

ごみ収集トラック

 ごみ収集トラックはでっかい。上の郵便集配手押し車の写真の後部に移っている個人の家のゴミ箱からトラックに積み込みをしていた。
尚このゴミ箱はキャスター付きで収集曜日にあわせて戸外に出していた。
                   

エレベータで心配

フランクフルトのホテルの部屋のキーはカード方式であった。
エレベータはこのキーが無ければ指定の階には行けないのである。
カードを差し込んだままでは操作は不可であること気が付くまで、操作不能であせった、あせった。
というのはこのエレベータは、あの悪名高きシンドラー製だったのだ。
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